■経験者が語る①:義父母
こんな義父なら毎日楽しいだろうなぁぁ
韓国語で義父母は「シプモニム(시부모님)」、義父を「シアボジ(시아버지)」、義母を「シオモニ(시어머니)」といいます。でも、呼ぶ時は義父「アボニム」義母「オモニム」と呼びます。間違えて「シアボジ」と呼ぶとあまり良い気分はされないので気をつけましょう。
日本でも旦那の両親、義父母との付合い方は難しいと言われていますよね。韓国も同じです。
韓国では昔から息子を可愛がる文化がありますので、どちらかというと嫁には厳しい所があります。
でも、仲良くすごしていれば、いずれ子供を見てくれたり、何かあった時に助けて下さるので仲良くしておきましょう!
当たり前のことですが、最初の印象が重要です。初めて会う時には必ずプレゼントを用意し、ちゃんと挨拶をしましょう。そして、最初のうちは、義父母に言われることには「はい」と聞き入れましょう。
また、食事等も出された物は「美味しい!」と喜びながら食べましょう!韓国では食べ物をちゃんと食べる人を好むので、良い印象を持って貰えるでしょう!
また、少し慣れて来て、義父母のお家「シデク(시댁)」に泊まることがあれば、朝は義母より早く、もしくは同じくらいの時間に起き、朝食の準備を手伝いましょう。
義母は手伝わなくても大丈夫だと言われると思いますが、手伝うという姿勢を見せるのが重要です。
なので、ご飯をよそう等、簡単なことでも手伝いましょう。そうすれば、分からないながらも頑張ってくれていると喜んでもらえると思います。
また、義父の場合は、昔から嫁が可愛いと思うようなので、言われることにはちゃんと従いつつ、食事やコーヒーを出す時には、必ず義父から出しましょう。また、食事を始める時も義父が食べ始めてから手を付けましょう。韓国では家族の中で一番位置の高い人がお父さんです。おじいさんがいる場合はおじいさんが一番上です。日本のようですよね。なので何をするにしてもお父さんを一番に立ててあげると「自分を尊敬してくれている」と考えてすごく可愛がってもらえます。
以上のことを頑張ると義父母さんには気に入ってもらえると思います!
もちろん、個人差も家庭毎にやり方も違いますが、是非、実践してみてくださいね!
■経験者が語る②:義兄弟&義姉妹
こんな義兄弟たちなら大歓迎♡
続いては、旦那の兄や弟そして姉、妹、義兄弟と義姉妹との付き合い方についてご紹介したいと思います。まず、兄弟について。兄弟というとやはり男同士ですし、プライドを重要視する韓国男子にとってはお互いライバルのようでありながら、信頼し合う存在。もし旦那さんにお兄さんがいたら「アジュボニ(아주버니)」と呼びましょう。お兄さんからは「ジェスシ(제수씨)」と呼ばれます。下の兄弟の嫁を呼ぶ時に使われます。お兄さんには、義父に対するように、尊敬を持って対していたらすごく可愛がってもらえますよ。
また、弟の場合は呼び名が二つあります。もし結婚してない場合「トリョンニム(도련님)」、結婚したら「ソバンニム(서방님)」よっとややこしいですね。
弟の場合は、どちらかというとお兄さんに勝ちたいという気持ちが強いようなので、こちらも立ててあげるようにするとすごく喜ばれると思います。
そして、お姉さん。「ヒョンニム(형님)」と呼びましょう。お姉さんは弟である旦那さんを可愛がりたい存在なので何かあれば、「ちゃんと生活しているか」「今後はどう考えているのか」等、詮索してくるところがあると思います。質問には答えつつ、お姉さんの意見もちゃんと聞きましょう。
妹の場合、「アガシ(아가씨)」と呼びましょう。妹は、自分のお兄さんに対して甘えたいというような感情があるので、どちらかというとお兄さんの嫁に嫉妬のようなものを感じるらしいです。なので、誕生日にはちゃんとプレゼントや難しい場合はメールなどをしてあげ、ちゃんと存在を認めてあげると気持ちが近くなりますよ。
兄弟たちと仲良くしていると、もし旦那さんと喧嘩した時、自分の側になってたり、家庭が何かあった時には相談にのってくれますので、心強いですよ。
韓国生活を楽しみましょう!
さて、今回は韓国の家族と仲良く過ごす方法をご紹介をしました。でも、これは一部であって家庭毎、個人差もありますので、実際に接してみないと分からない場合もあります。
ご家族との距離感というのは本当に難しいですが、努力する姿を見せるのはとても効果がありますので是非頑張ってください!今回も最後まで読んで下さり、ありがとうございました!
韓国在住5年目のぽっぽちゃnです☆