tvNはどんなチャンネル?
日本とは違って、ケーブルテレビの受信料が安い韓国。
大体、インターネットとセットで月1~2万ウォンあれば、
地上波だけではなく、ケーブルテレビも見れるから、
一人暮らしの学生とかでもケーブルテレビを見ています。
総合バラエティーチャンネルのtvNもケーブルテレビのチャンネルで、
音楽チャンネルのMnetなどを手掛けるCJ E&Mが運営しています。
開局当時はまだケーブルテレビが一般的ではない時期で、
ちょっぴり刺激的な番組が多かったのですが、
今では家族みんなで見れるチャンネルに!
最近では多くのドラマやバラエティーをヒットさせ、
韓国でも「tvNのドラマは面白い」という認識が広まっているんです。
人気の高いチャンネルtvNのヒットドラマを紹介します。
鬼・トッケビ
tvNドラマの歴史を書き換えたとまで言われている『鬼・トッケビ』
不滅の命を終わらせるために人間の花嫁を探し続ける鬼(=トッケビ)のコン・ユと、
鬼と奇妙な同棲を始めた死神のイ・ドンウク、
死ぬ運命だったが生き延びた少女のの3人が出会って広がるストーリーは、
暖かく感動的で、多くの視聴者の心を掴みました。
視聴率もtvNドラマでは歴代最高の20%を記録。
韓国はインターネットが発達して、
地上波テレビのドラマでも20%は難しいと言われている中、
韓国のテレビ業界でもなかなか話題になりました。
応答せよ1997
バラエティー番組は徐々に人気が出ていたものの、
系列局の音楽チャンネルMnetに比べるとあまり存在感がなかったtvNを
一気に「ドラマが面白いチャンネル」として印象付けたきっかけになったドラマ。
1990年代に学生だった子たちの青春ドラマで、
女の子の主人公をめぐった幼馴染たちの恋が、
女性視聴者を中心にとっても人気を得た作品です。
このドラマが始まる前は、
tvNの内部でもここまでの成功は期待しておらず、
思った以上に視聴率が上がりびっくりしたんだとか。
ドラマに出たチョン・ウンジとソ・イングクも、
これが初めてのドラマ出演だったのですが、
作品が大ヒットし、俳優としてのキャリアもスタートさせました。
それくらい影響力が大きかった作品です。
その後も同じシリーズの「応答せよ1994」と
「応答せよ1998」が次々とヒットして、
tvNドラマの評判をグッと上げてくれましたね。
ゴハン行こうよ
韓国のドラマで欠かせない要素である
主人公をめぐる恋愛!というのがなく、
一人暮らしの若者と、美味しい食事に焦点を合わせて
若者を中心に大ヒットしたドラマです。
恋愛という要素がなくても、
ここまで面白いものを作れるといのは、
韓国のドラマ業界においても意味のある作品ですね。
人気グループBEAST(現、Highlight)のドゥジュンが出演して、
日本でもご存じの方が多いですよね。
既にシーズン2まで制作・放映されていますが、
2017年にはシーズン3も放送予定なんだとか。
またどんな料理を見せてくれるのか、とても楽しみです。